テーマ「顧みて私を支えてくれたもの」

終戦近く小学2年生の中尾氏が2歳下の妹さんをつれて横浜から富山県魚津市にあるご尊父の故郷へと向かった。この時新潟県犀潟駅で受けた「おにぎりと青ねじ」のありがたく温かいもてなしが心細い心を救ってくれた。高校3年の初秋、肺結核を患い大学生活一年目はほとんど寮の部屋で横になっていた中尾氏。思いがけなくも、そのことが人生を大きく動かしていく多くの人とのご縁を結んだ。

これらの経験が中尾氏の「会社経営とは仕事を通して社会に感謝し、貢献することである」の根底に生き続けていることを感じます。中尾氏の歩まれた多種多様な人生の経験・体験からの格言はどれも深く心に響きます。「経営者が育つ3つの条件」「経営者の3つの役割」「リーダーの条件」「代表者の責任」「経営者に向かない人」「経営者にとって一番必要な条件」等々終始、聴講者の書き留める手が止まりません。

「失敗してもそこから学び沢山経験していくことが大事です」「”時”とはただ過ぎ去ってい行くものではありません。砂時計のように、心に大切な”時”を蓄積していってください。」

講演後の拍手が鳴りやみませんでした。沢山の学びをありがとうございます！

心よりご健勝とご活躍を祈念いたします。