『成功の道しるべ―倫理の学びの40年を振り返って―』第962回 12/11(木)モーニングセミナーレポート
12月11日の講話は、一般社団法人倫理研究所 名誉研究員 内田 文朗 氏による講話でした。
講話では、内田氏が建設会社の経営者として事業が順調に進む中で起きた、アルバイトの大学生が勤務中に誤って全身大火傷を負うという重大事故のエピソードを語られました。
当時、内田氏は心のどこかで「自分をどうやったら守れるか、自分を正当化したい、責任は自分以外にある」という思いを抱えておられたそうです。
しかし倫理指導を受けた際に「現実から逃げてはいけない」と言われ、そこから「すべて自分が責任を取る!」と覚悟を決めます。すると、不可能と思われていた大火傷への手術が成功するなど、事態が急変していったとのこと。
さらに印象的だったのは、この出来事に対する捉え方が、大変だったという思いで人を責める気持ちから、経営者には覚悟が必要ということを教えてくれた感謝の気持ちへと変化されたという点です。
「こうなったらいいな、という目標や願望は大切だが、それだけでは何も変わらない。
その願望に対して、腹を決めて決心を固める心の動きが大切」と強調されたことが私の心にも響きました。決心を固めて行動すること、そこから状況が変わる。そして決心を固めるためには心に刺激を与える必要があり、モーニングセミナーもその一つであると語られました。
倫理法人会は物事を肯定的に捉える訓練の場であり、「これでいい」と思えるようになる大切な場だと改めて認識することができました。
内田氏の講話から、倫理の実践とは単に知識を得ることではなく、現実と向き合い自分本位の心を捨て、覚悟を決めて行動すること、そしてあらゆる出来事を肯定的に捉え直す力を養うことだと実感しました。
この学びを日々の経営と人生に活かし、自己革新を通じて新たな可能性を切り拓いていきたいと強く感じる貴重な機会となりました。
また、前日には役員のみ受講可能な倫理経営基礎講座が開催され、内田氏ご自身が担当研究員として参画された「倫理法人会憲章の制定」について学ぶ貴重な機会をいただき、倫理法人会の目的や活動方針の根幹を理解することができました。
その中でも「心の持ち方」の大切さについて触れられており、心の経営を目指していこうと改めて強く決意いたしました。
執筆者 井上 正夫
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