インテリアの勉強をし、大手店舗設計会社で大型店舗の設計施工やデザイン、営業を経験された木村社長。当時は売り上げを順調に伸ばし、営業成績もバツグン。しかし、心が満たされる感覚はなく、そんな折ふるさとの富山にある祖父の会社、㈱トミソーを手伝うことになりました。

富山で個人店舗の設計に携わるようになって、お客さまの心からの「ありがとう」を聞いてから、自分の使命にとことん向き合うようになったそうです。

一企業としてそこで働く若者たちの可能性をつぶさず、キャッチできる経営者としての器に、これまでの真摯な歩みを見せつけられたように思います。

富山のために、そこで暮らし営む人たちのために、会社としてできることを突き詰めてこられた木村社長率いるトミソ―は、この4月で70周年を迎えられました。

セミナー当日は70周年を目前に控えていたこともあり、未来へ向かって熱く語りながらも、先代への感謝の想いを言葉にされていた姿が印象的でした。